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自家中毒症

自家中毒症がどんな病気なのかご存知だろうか・・・?
私が、初めてこの病名を聞いたのは、
長女が5歳の時である。
 
自家中毒症は『周期性嘔吐症』又は、
『アセトン血性嘔吐症』とも言われている。

症状

 突然吐き始め、胃液・胆汁を吐き、
 ひどくなるとコーヒー残渣様の吐物を吐く。
 顔色は青くなってグッタリとして、顔つきは無欲状になり、
 ウトウトした状態になる。
 息がリンゴの腐ったような臭いがする。
 臍周囲の痛みや頭痛を伴うが、下痢はなく、
 便秘傾向がある

原因
 
 嘔吐・腹痛をおこす原因としてアセトン(ケトン体)という物質が
 関係してくる
 体が飢餓状態になると血液中にこのアセトンという物質が
 増えてくる。
 そしてこのアセトンが悪い働き をするといわれている。

 何故?小児特に2歳から10歳くらいの子供にこの病気が
 おこるのか。
 それは エネルギー代謝に関する中枢の一つである大脳の
 視床下部や中脳の機能がこの年齢では最も不安定だからだ。

 そこへ精神的ストレス、疲れ、睡眠不足、 または風邪などの
 感染症が引き金となってこの病気が発症する。
 
男子にやや多く、やせ型で、自律神経および情緒不安定な、
 神経質な子どもに起こりやすい。
 第一子、一人っ子、末っ子が多く、内気で感じやすく、
 いらだちやすい、引っ込み思案の反面言い出したらあとに引かない、
 といった性格の傾向にある子が疾患者に多く見られる。

対処法

 小児の心身症の一つなので、まずはストレスの原因を
 取り除いてあげる事が必要。
 
 ジュースや飴などの糖分を取らせて、子供に安心を与えて
 睡眠を取らせる。

 嘔吐が酷い場合は点滴を打ち、脂肪分は当分控える

長女の場合は幼稚園に入園して間もなく発症した。
幼稚園での慣れない生活、妹の誕生など彼女には
大きなストレスだったようだ。

始めは、夕方から翌朝まで「おなかが痛い」と訴え
私が抱っこしておなかを摩ると収まる、とゆう状態
だった。
暫くすると、腹痛に加えて嘔吐も始まった。
小児科を受診すると、便秘だろうと言われ浣腸をうけ
帰される。
1ヶ月ほどはこの繰り返しであった。

腹痛、嘔吐に規則性がある事に気づき(幼稚園の前夜〜登園前、
大好きなパパに叱られた後等)もしかして・・・
と小児科に相談すると、大学病院へ紹介された。
 
そこで、血液検査や尿検査をし自家中毒と診断された。

医師は「甘い物を与えてあげなさい」としか言わなかった。

私はこの病気を全く知らなかったので、色々と調べてみた。
その時、子供の心身症だと知った。

長女は感情を表に余り出さない子だったので、私は
手のかからないおとなしい子だと思っていた・・・・・

後になって、不安や嫉妬、甘えたい気持ちをグッとこらえて
いたのかと思うと、気が付いてあげられなかった、
自分の至らなさに腹が立った。

その後は、幼稚園を暫くお休みし、近くの公園へ毎日
お弁当を持って遊びに行った。
時々、「おなか痛いからなでなでして〜」と泣きはしたが
吐く事は少なくなった。

やがて夏休みになり、実家で次女を母に見てもらい
長女に出来るだけ接してやる事が出来た。

休み明け、試しにさりげなく幼稚園に誘ってみた。
おなかが痛かったら、いつでも迎えに来る事を
約束して・・・・

しかし、幼稚園からは連絡は来ず、降園した彼女
の顔はにこやかだった・・・

その後も、小学校の入学やクラス替えの時期など
環境が変化する時は「おなかが痛い」と訴える事があり
学校も休んだりするが、彼女の心が成長するまで
気長に付き合っていくしか無いようだ。

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